別に受験勉強やれってわけじゃないけどさ。2010/10/13 20:30

個人的には受験勉強はどうでもいい。

難易度の高い大学に行きたいと思っている生徒にはそうなってもらいたいし,受験以外にがんばりたいことがある生徒にはそっちでがんばってもらいたいと思ってる。


僕のいる学校にいる生徒の多くは大学または短大へ進学していく。
それはそれでいいんだけどさ。。

受験に対する姿勢と,これからの人生がダブって見えるときがあるんよ。


『・志望校がしっかりと固まっている。
・目標とする偏差値,現在の自分の偏差値,入試の配点などの傾向,自分の得意分野や得意とする形式が分かっている。
・長期計画を立てて,自分で受験勉強を黙々とがんばっている』

というような生徒がいたり,

『・学校の成績はそこそこ。悪くない。
・大学を選ばなければ,浪人するなんてありえない
・本人も一応大学へ入りたいと思っているようだが,やりたいことがあるわけではない』

という生徒がいたり,


『・志望校の入試難易度がめっちゃ高い。自分の偏差値は低い。
・僕,がんばります!!って意気込んでるけど,実際それほど勉強していない。
・結局第1志望は落ちてしまいそう。で結果,どこかの(本人が希望していたわけではない)私立に一般入試で合格。』

という生徒がいたり,といろいろ,

もちろん,どれでもいいわけだけど,
将来的に
彼らの仕事に対する姿勢,とか
なにか困難にぶつかったときのその困難に立ち向かう姿勢,とか

もこんな風なんじゃないかなって思う。


だから・・・
「今の自分の勉強に対する考え方や姿勢と
『将来,こんな人生にしたい』というものが食い違っているのなら
それは今の勉強に対する姿勢を変えるべき」
だと思うんだよね。

コメント

_ わたそら ― 2010/10/25 16:37

>受験に対する姿勢と,これからの人生がダブって見えるときがある

塾の先生にも、面談の時にそのようなことを言われたことがありました。先生は何人もの生徒さんを長年に渡って見続けてきてるので、見えるんでしょうね。

急に転機のようなことがあって変わる人もいると思いますが、そういうことがない場合は変わらずに行くのかなぁと。

主人の会社の後輩さんたちをたくさん見てきましたが、「仕事に対する姿勢・プライベートの過ごし方=人生の切り開き方」となってる気がするのは・・・気のせいじゃないのかな。

_ マキジャク ― 2010/11/09 21:55

すみません!遅くなりました。

やはり,相手がまだ高校生であるという点を差し引いても,勉強に対する姿勢が
甘すぎる生徒については気になるところがありますね。

僕自身,偉そうなことを他人に言える立場じゃないですが,
「高校生の時点で,勉強にこんな風に向き合っていた生徒たちが,40代50代になったときにどんな人生を歩んでいるか」という統計を取ってみたいです(なかなかできるものじゃないですが)。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://tukibaku.asablo.jp/blog/2010/10/13/5406691/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。