内定だって!!2011/08/04 22:52

僕は,来年度の春から別の私立高校に勤務することになりました。

なんだか,決まるのあっけなかったな。

1次試験。専門科目(数学)と小論文。

2次試験。集団面接(といっても,実際には僕ともう一人の二人だけだったけど)

これで内定。

今の勤務校は,僕の母校でもあるわけで,就職の時にはなんとなく常勤講師になってたような気がする。だから,「内定」なんていう書類が届いたときは,なんだかこう,ちょっと嬉しかった。


今の学校の居心地の良さが懐かしくなるときも来るんだろうけど,やるからには新しい学校でも,しっかりやっていこう。

生徒や先生たちとも早く仲良くなろう。

やっぱりうまくできているんだな。2011/08/04 22:56

この前の記事にも書いたとおり,僕は今年度で今の学校を辞める。


まだ何ヶ月も先のことだから全然実感がわかない・・・
はずだったんだけど,最近はちょっとずつ実感が湧いてきた。


僕のいる吹奏学部は8月のコンクールを境目にして,部長などの代が交代する。で,新しい部長(高2)と二人で,今後の運営などについて話をするわけですよ。副部長は誰がいいとか,選曲委員会は誰を入れたほうがいいとかね。

でさ,「ああ,この子を部長にしても,この子と一緒にコンクールに出ることはないんだなあ」って思っちゃったりするんです。
そう思うと,なんだか寂しくなっちゃってさ。
なんだか,かわいそうになっちゃってさ。
なんだか申し訳なくなっちゃってさ。

まあ,そんな感じ。


あと,エピソードを二つ。


1つ目。
今日は,近くの文化センターで,コンクールに向けたホール練習をしてきた。うちはあまりお金がないので,楽器の運搬はレンタカーのトラックに自分たちで楽器を積んで先生が(つまり僕が)運転して行う。

いつもは,僕がそばにいて,楽器の積み方とかひもの縛り方とかいろいろ口出しをしちゃう。

でも今日は違った。別の事情があって,僕がトラックのそばにいられなかった。だから生徒たちは,自分たちで考えて,自分たちで楽器を積みきった。きっと,僕が全く関与しなかったのは今回が初めてだと思う。

2つ目。
僕は基本的には指揮はしない。外部講師がいるから。でも今日のホール練習は違った。

僕が,ステージでバンドの前に立つ。指揮(みたいなこと)をする。外部講師は客席の後ろの方に座って,全体の音を聞く。

学校によってはごく普通のいつもの練習方法だと思うけど,僕のいる部活としてはきわめて異例の出来事。

もちろん,その講師のやりたい音楽が最優先だから,僕は殆どメトロノーム的に拍を刻むだけ(でもちょっとだけ体が動いちゃった。我慢できなかったみたいね)。

でも嬉しかったなあ。顧問として最後の年の課題曲を生徒の前で指揮(みたいなことが)できるなんて。夢のようだったわ。一応それなりにがんばってきた僕に,神様がご褒美をくれたのかと思った。



やっぱり,僕がいなくなるって決まってから,部全体がそれに対応するために動き始めてるような気がする。殆どみんな,僕が辞めることになってるなんて知らないのに。


うまくできてるんだなあ。

コンクール、そして高3の引退2011/08/15 00:21

先日、吹奏楽コンクール県大会が終了しました。
銀賞でした。

全部、自分のせいのような気がした。

うちの学校は、指揮者は外部のコーチに依頼してるし、普段もけっこうなハイペースで来てくれてる。

そりゃさ、そのコーチの責任がまったくないとは言わないよ。もっともっと指導者として実力のある人だったら、同じ指導時間でもっとバンドに実力をつけさせてくれるだろうし。

でも、今のコーチを雇う(というか、契約期間を更新する)って決めてるのは僕だ。

僕も専門的な指導がバシバシできるわけじゃないけど、いろんなところで講習会にも行ってるから、徐々に指導に対する知識は増えてきてるわけです。でも、忙しいとかを言い訳にして、実践してないこともたくさんある。

チューニングや基礎合奏一つとってみてもそうだ。

実際に僕が「指導」しなくたって、生徒がしっかりやってるのを、それをしっかり見てるだけでも、違ったと思うんだよ。それすらできてない。

いや、まあ、コンクールについてはいろいろ書きたいけど、まとまらないや。


つまり。


こんだけ、生徒は一生懸命やってるのに、結果がついてきていないのは、ほかならぬ大人のせいだ。


そして、部活に関わってる大人の責任者は僕だ。


ってことだな。僕はそう思ってる。



きっと、この記事を生徒に言ったら「そんなことありませんよ!!」って言ってくれると思う。だから、生徒には言わないけど。

8月13日太陽と虎2011/08/18 20:40

8月13日にライブに行ってきた。めっちゃ楽しかった。

今のうちに感想を書いておこう。
これはライブレポじゃなくて、僕の感想ね。

とりあえず、長かった!タイトラを出るまでは全然感じなかったけど、出てみたらめっちゃ疲れてた。

14時30分開演で、閉演がたしか21時頃。その間ほぼ立ちっぱなし。

・ミライライト
申し訳ないけど、予習ができないまま本番を迎えた。第一印象は・・・ボーカル、綺麗な人だな。

かっこいい感じのバンドだった。うん。

・funnySkash
CDがいろいろ出ているにも関わらず、こちらも予習ゼロ。申し訳ありません。こちらも、愉快というよりかはかっこいいという感じかな。hoshi(←表記のしかた自信なし)が印象に残ったな。初めてだったけど、一緒に歌えたし。楽しかった。

・THE WELL WELLS
初めてのバンドだったので、事前にCD買って予習。
なんといってもベースの人(09っていうの?)がすごかった。youtubeでライブの様子をチラッと見た感じだと「テンション空回りのちょっとウザい感じの人かな?」って思ってた。でも、実際のライブは全然違った。

引っ張っていく力がものすごい!本当にすごかった。引き込まれた。予習のおかげで曲もたくさん楽しめた。

ギターボーカルのMAKOさんとのハモリもかなり心地よかった。男女のボーカル2本だとこういう感じで心地いいんだなあって思った。

ギターのBISONもかなりいいキャラクタだった。一見気持ち悪いんだけど、WELLWELLSに溶け込んでた。それぞれがそれぞれの役割で、うまいこと回ってるバンドだなって思った。

一般的にはミライライトの湯川さんのほうがMAKOさんよりも美人さんなのかもしれないけど、個人的にはMAKOさんのほうがいいな。

・ゴーカートモンキー
実はライブ初めて。もちろんCD買って予習した。
本当に楽しかった。めっちゃ楽しめた。
特にKEIMAXのパワーがすごいなあって思ったな。歌い方やMCのもっていき方でライブの雰囲気が大きく変わるなって実感した。
全然気取っている感じがなくて、一体感が心地よかった。

・I-RabBits
初めて。予習していった。
今回、初めて見るバンドの中では一番心にきた。
魂って感じだったなあ。
なんか、「妙に恋愛に走った感」がなくて、心にぐっとくる感じ。
感動したな。自分の体験とかに直結しちゃったし。
ここに歌詞を書いたところで、全然ぐっと来ないから(歌うからいいんだよな)やめておくけど。こんなところで書けば書くほど陳腐な感じになっちゃうし。

・ Who the Bitch
初めてだから予習して言った。CD聞いた印象では、ちょっと苦手かなって思った。
セッティングの見た目からして衝撃的だった。
ドラムセット。構成してるのは、キック、ハイハット、スネア、フロアタム、クラッシュ×1、1斗缶。

突っ込みたいところが何点も。えっと、まずは、
「ハイタムとかロータムとか使わないの?せめてあと1つくらい使ってもいいのに」
だってさ、タム類がフロアだけということは、バスドラの上にはなにもないんですよ。もしかして、ドラマーが「自分をもっとみてー!」的な?

「クラッシュ1枚だけでいいの?」
シンバルも多ければいいってもんじゃないだろうけど、1枚か。しかも右手側。フォームは普通にクロスなわけですよ。だから、クラッシュいれるたびに右手がかなり忙しい様子。だったら、そういう観点からでも両側にクラッシュを置いたらいいのに。

「1斗缶??!!」
これ、びっくりした。最近ではこういうスタイルが普通なのか?
ちゃんとスタンドに固定されてるわけですよ。フロアタムの上あたり。チャイナをあそこに配置する人も多いんじゃないかな。セッティングのときはステージが暗いわけで、「ん?あれなんだ?1斗缶っぽくみえるけど。。まさかね」って思ってたら、そのまさかだった。シンバルは少ないくせに、この辺にはこんなこだわりがあるのか。

バンドには関係ないけど、翌日のグーグルのトレンドに1斗缶が上がってた!who the bitchのことが1夜にして有名に?と思ったら違った。1斗缶に死体が入れられていた事件のせいだったみたい。こわ。

バンド全体の音自体は・・・破壊力抜群だった。インパクト絶大。

・レトロ本舗
僕にとっての本命。
今回はオルガンのじゅんちゃんが急遽育休に突入したため、オルガン抜きの本番。

ステージがいつもよりも全然スカスカだった(客席がじゃないよ)。オルガンがない、じゅんちゃんがいないという点では物足りなかったけど、オルガンなしの全体の音を体験できたのは楽しかった。

選曲も難しかっただろうなあ。

やっぱり、鴨川にある喫茶店とか、日直当番とか、何回聞いても愉快だ。買い物ブギもたまんない。曲中のあの「タメ」とかたまんない。

細かいところを書き始めると、長くなっちゃうからやめておきます。

レトロは全てが最高。

・midnightPumpkin
今回はミッパンのラストツアー。
とっても残念。
ライブはもちろん楽しかった。ラストアルバム買って予習はばっちりだったし、今までの曲もいろいろやってくれた。

アンコールとかさ、本当に泣いた。
まだまだ終わりたくない。もっと、もっと一緒に音楽したいって思った。

たのしい音楽をありがとう!!
うんこうんこうんこ(←事情を知らない方すみません。)

うんこに対するイメージも180度かわったわ。
なんて綺麗な言葉なんだろう!


ということで、ライブも終わり。


この夏のライブは絶対に忘れない。
8月13日のことはきっとずーっと忘れない。

距離が近い。2011/08/22 18:17

兵庫県芦屋市に出張に行ってきた。

目的は保護者と話をするため。
毎年夏に行われている行事。担当教員がその地方に行き,そこ出身の生徒たちの保護者に学校の現状を説明し,意見や質問をもらってくる。

僕は兵庫県担当になって3年目。

今回は,苦情もなく,苦情めいた質問もなく,スムーズに会がすすんだなあ。


いろいろ嬉しいことも言われた。
「やっぱり,この学校は先生たちが生徒のために本当に一生懸命だからありがたいです。」
「生徒の距離が近くて,親身になって一緒に悩んでくれるところがいい。」
などなど。




生徒との距離が近い。



確かにそう思います。僕は今の学校しか勤務したことがないので,正確に他校と比較することはできないけど,でもやっぱり,この学校では生徒と教員の中はいいし,距離がかなり近い。

きっと生徒の半分くらいが寮生活をしていて,その寮ごとに担当教員がいて毎晩顔を合わせている,ってことも原因のうちの一つだと思う。

生徒との距離が近いと本当に楽しい。先生やっててよかったなって思う。


来春から勤務する学校,どうなんだろうなあ。
進学実績とかさ,給与とかさ,いろいろ気になるところはあるけど,やっぱり楽しくないと。

生徒が楽しく高校生活を送っていて,教員もそれを応援している。
まずはそこからだよね。